創意村落 文化宜蘭

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2016 / 9月

文‧蔡文婷 圖‧林格立


宛如一顆顆璀璨明星,蘭陽博物館、宜蘭美術館、幾米公園、羅東文化工場、中興文創園區一個個風格獨具的人文空間,羅列座落在宜蘭縣南北空間的中軸線上,是藝術展演的平台,也是文化創意匯聚的基地。

宛如朵朵輕舞飛揚的蒲公英花絮,蘭陽博物館的四季音樂會,在田野長空下演出的水田音樂會,還有文化局第三年推出的村落美學,將藝文美學送進村落,挖掘無數在地深耕的策展人,共同打造美好的文化生活。

 


由宜蘭縣文化局第三年舉辦的「村落美學」已在風和日暖的人間四月天正式起跑。今年主題為「閱讀歷史老屋」,藉著美學活動喚醒村落裡的歷史老建築。首場活動「春天‧遇見‧老土礱間」就在「阿祖ㄟ土礱間」舉辦。

位於壯圍鄉阿祖ㄟ土礱間(碾米間)成立於民國35年,黑瓦磚牆和竹篾隔間裡的碾米機器,從日據時代辛勤地轉動至今。88歲的主人徐朝魁和兒子徐文仲種植有機稻米,製作糙米茶、沖泡米粉等附加產品,也幫許多有機小農碾米。

土礱間外的稻埕,則展出社區素人畫家陳淑子的作品,一筆一畫描繪著壯圍鄉的風土民情,整個展覽傳遞著農村人文風土,並散發出濃濃的稻米香氣。

接下來的半年裡,總計將有30位村里策展人,在22處古厝、書屋、三合院等據點展開40場次的美學活動。結合社區老屋,在地、回鄉或移居的美學達人,發想出食農文化、音樂詩歌、傳統技藝新實用、村落輕旅行、生態守護等文化活動。

飛揚的蒲公英

村落美學由宜蘭縣文化局提出與生活美學相關的主題,資助經費,激發在地文藝工作者、生活美學達人策展,並以當地特色空間為據點,形塑一種「微型藝文沙龍」。前文化局長,也是村落美學總策展人林秋芳解釋,「所謂的沙龍,是一種溫馨不嚴肅,與朋友的分享的精神。」

「村落美學希望能打造宜蘭為創意城鄉,建立優質的宜蘭人文風格,讓美學發酵,漸漸形塑出生活美學的聚落。」文化局代理局長宋隆全指出。

緊接著首場活動,每一週在宜蘭的社區角落,都有村落美學活動。位於蘇澳南方澳社區的三剛鐵工廠成立於民國51年,是南方澳現存維修漁船最古老的鐵工廠。第二代的廖大慶、廖大瑋兄弟將鐵工廠就地保留,化身為文物館,教大家以過去漁家染漁網的古法染布,以編織漁網的方式製作環保提袋,還有製作廖大慶專利發明在大地書寫的自來水大毛筆。

十多年來從事社區文史紀錄,廖大慶覺得村落美學是一種小而美,隨時在觸動社區居民生活的創意活動,「雖然微小,但是很容易發酵,鼓勵大家再思考、再創造。」廖大慶表示。

三年下來,村落美學的策展人,培養出尋找觀眾、募集經費資源的能力,展出的場域遍及許多村落,策展人彼此間還相互支援合作。「小政府,大民間,這正是我們想追求的目標」,總策展人林秋芳說。

音樂與田園的交響曲

移居宜蘭十多年的環境規劃師吳亭樺,邀請國外環境工作者暢談野外求生的技術與印第安生活體驗。位於南澳的好糧食堂,邀請民眾在菜園裡觀察菜園的多樣性生態,以當日現摘的時蔬烹煮菜餚,大夥一邊聆聽原住民歌手的純淨演唱,一邊品嚐新鮮蔬菜的滋味。員山鄉頭分村邀請歌仔戲天王葉青在故鄉與民眾的對談;冬山鄉的友善生活小舖請來阿嬤教大家做粿;礁溪鄉番割田「游阿嬤藝站」,帶領大家在大地上唱歌跳舞,還有做菜脯(蘿蔔乾);在二結社區可以探索蝴蝶步道,遊春輕旅行……。

在宜蘭,美藝文化不限定於美術館、演藝廳,更在居住的村落裡,是可知、可感、可及、可享的生活美學。「這些在地深耕的策展達人,就是像是點點繁星般的朵朵蒲公英,讓巧思與創意在村落中翩翩飛舞。」宜蘭縣長林聰賢這樣形容。

林秋芳進一步指出,邀請國家首席音樂家以宜蘭好山好水好田野為舞台,在田野間現場表演的水田音樂會;培養村落素人導演,挖掘地方動人故事的社區紀錄片計畫,「這些其實都是村落美學的一部分,一方面以音樂來行銷宜蘭的好山好水,一方面提供村落不同藝術的欣賞,同時也都在培養社區的人才與自信。」

文化創意的孵化場

在村落美學星羅棋布的宜蘭地圖上,陸續啟用的大型人文空間,則宛如一顆顆明星,貫穿宜蘭南北中軸線。

從北端的頭城開始,贏得眾多國際建築獎的蘭陽博物館,已經被文化部認定為一件藝術品,中間的宜蘭美術館,前身是台灣銀行宜蘭分行的老建築,鄰近的幾米主題廣場與作家黃春明用心經營的百果樹紅磚屋,可與作家、文學展開另類相遇,活化了宜蘭舊城區的生活空間。

沿著軸線繼續往南,建築師黃聲遠設計的羅東文化工場,曾經是金馬獎國際影展的會場;而佔地三十多公頃的中興文創園區,原汁原味保留的工業風格,加上交通上的便捷,成為北台灣大型展覽的絕佳據點。

這些文化空間,除了硬體設計獨特且引人注目,是觀光客朝聖的觀光景點,它們還是宜蘭各種小型博物館網絡的連結點。

「蘭陽博物館在籌建歷程中,帶動了縣內許多民間小型博物館還有觀光工廠的成立,編織成一個博物館網絡,成為宜蘭推展創意文化的基石,這種文化治理經驗,應該是全台灣僅見的。」縣長林聰賢表示。

同樣的,去年開幕的宜蘭美術館,由縣府以地易地,保留下台灣銀行的歷史建物改建而成,原本保管金錢的銀行,如今化身為保管藝術珍寶的美術館。代理局長宋隆全表示,「宜蘭美術館特別重視親子藝術教育,也期待它成為『菜籃族』媽媽經常走進的空間。」

北生醫,南文創

一直以來,文化立縣是宜蘭縣的獨特識別標章。目前宜蘭每年有700萬人次的遊客量,觀光已然是宜蘭的龍頭產業。然而在觀光之外,縣長林聰賢希望開展另兩項無煙囪產業,於是提出「北生醫,南文創」的發展方向。

多年來,近兩百個社區長久參與社區營造,積累了許多人才與創意力。就此,宜蘭縣府說服縣議會買下閒置的「中興紙廠」,規劃成為中興文創園區。這兩年,在園區試辦的五月天演唱會、台灣設計展,皆吸引洶湧的人潮參與,廣獲好評,尤其是台灣設計展宜蘭藍染主題館。

宜蘭曾經是台灣染布顏料出口的第一名,當蘭陽博物館藍染研究報告發現這些文獻資料時,文化局立刻決定將藍染納入宜蘭的文創行列,藉著工作坊培養一期又一期的染布好手。

創意的匯集,還來自宜蘭縣史館對土地歷史的長年調查;宜蘭椅設計競賽匯聚國內外設計者對宜蘭元素的提捻;「宜蘭瘋創意」徵件活動為青年打造創意競爭的舞台。未來的十年、二十年,宜蘭活絡的文化美學創意,將以中興文創園區為主要基地,一點一滴的累積,發展出下一個階段的文創宜蘭。

回家生活

雪山隧道開通以來,為蘭陽平原帶來大量的觀光人潮,也帶來高度的商業衝擊。宋隆全認為,宜蘭縣接下來的文化「發展」著重的是「回歸宜蘭文化公民意識的建立,重新建立慢活的宜蘭生活文化,展現『越在地越國際』的自信。」

近年來,無煙囪工業的發展,加上開放性的實驗教育,宜蘭吸引了許多回鄉青年與移居者。因為認同宜蘭這塊土地,親身力行有機的耕種與消費,經營有理念的獨立書屋,開設理想性的手作工作坊,參與村落美學策展,提供海洋文化體驗等等,整個從教育、文化、生態,形成一個有機的善循環。

出版聞人陳照旗長年致力於小旅行與食農文化的出版。三年前,陳照旗將整個文化事業搬回老家羅東。

走進面對羅東運動公園大片綠蔭的「回家生活」小舖,一樓展示販售文化出版品,與許多友善環境的農產品。二樓則是一個充滿美感的生活空間,不定期展出在地藝術家作品,開放式廚房更是小農、廚師、讀者面對面,一起激盪、創造、品嚐有機食物,分享生活滋味的溫暖餐廳。

陳照旗夫妻平日四處走訪用心耕作小農,尋找「有靈魂」的食材,提供給有想法的廚師,設計新的菜式,藉著同桌同食,藉著舌尖的滋味,推廣食農文化。

「回家生活」並不是一家餐廳,這裡端出的每一道菜餚、點心,都有其故事來歷。來自三星小農的青蔥做成的松子蔥醬,淋在南方澳現撈的紅甘魚,紫米冰淇淋則來自穀東俱樂部賴青松種植的有機紫米。

「我希望能做為產地到餐桌的一個交流平台,提供友善土地的回鄉耕作者一個被瞭解的機會。」陳照旗說。

除了「回家生活」,隱身在員山鄉深溝村的「小間書菜」,前身是一間碾米廠,主人種植稻米,也提供二手書交換友善蔬菜。位於宜蘭進士路面臨老聚落半月池的松園小屋,提供以物易物的農物交換服務,也經常舉辦環境議題的講座。在宜蘭舊城中心碧霞宮巷弄裡的「Stay旅人書店」則是一間提供書籍、設計與分享的獨立書店。

「一種友善環境,結合宜蘭傳統步調的慢活文化,已經慢慢浮現了,」為了一雙女兒的實驗教育回到宜蘭生活、也參與宜蘭文化紀錄的攝影家楊文卿指出。

每年春夏的綠色博覽會、童玩節,看似一場熱鬧的嘉年華,對宜蘭縣政府而言,那是宜蘭風土博物的總整理,是宜蘭社造組織力的演練與驗收。而明星般閃亮的文化空間,則是文化創意孵化的基地。而從有機耕種到慢活樂活的態度,則營造著友善而美好的生活,吸引宜蘭人回家生活。「幸福宜蘭,創意城鄉」,這是文化宜蘭的過去,現在與未來。

日文 英文

村落の幸福な暮らし ——クリエイティブな宜蘭

文・蔡文婷 写真・林格立 翻訳・笹岡 敦子

きらめく星々のように、蘭陽博物館、宜蘭美術館、幾米(ジミー)広場、羅東文化工場、中興文化クリエイティブパークなどが、ユニークな文化的空間となって、宜蘭県を南北に繋ぐ中心軸に沿って広がっている。これらはアートを表現する場であり、文化とクリエイティビティが集まる基地にもなっている。

フワフワ舞い躍るタンポポの綿毛のように、蘭陽博物館の四季ミュージックフェスティバル、田園の空の下で演奏される水田コンサート、そして、3年目を迎えた文化局のアート・イン・ビレッジが、芸術を村々へと届けている。地元で活躍する無数のキュレーターを発掘し、手に手を携えて素晴らしきカルチャーライフを創造している。


宜蘭県文化局が開催して3年目を迎えた「アート・イン・ビレッジ」は、うららかな4月にスタートした。今年のテーマは「古民家を読む」。アートイベントを通じて村の歴史建築を呼び覚ます。最初のイベント「春・出会い・老土礱間」は「おじいさんの精米所」で開催された。

壮囲郷にある精米所は1946年にできた。黒レンガの壁と竹小舞で仕切られた精米設備は、日本統治時代から今も働き続ける。88歳の主人・徐朝魁と息子の徐文仲は有機米を育て、玄米茶やインスタントビーフンなどの製品も作っている。小規模有機米農家の精米も請け負う。外の籾干場に展示された地元のアマチュア画家・陳淑子の作品には、壮囲の風土と暮しが描き出されている。

続く半年間、村のキュレーター30名が古民家、書庫、三合院など22箇所で40回のイベントを展開する。

舞い上がるタンポポ

アート・イン・ビレッジは宜蘭県文化局が経費を助成して、地元のアーティスト、ライフアートのスペシャリストによるキュレーションを奨励し、地元空間を拠点とした「マイクロサロン」の形成を目指す。元文化局長でアート・イン・ビレッジのチーフキュレーターを務める林秋芳が説明する。「サロンとは、温かみがあって厳粛でなく、分かち合う精神のことです」

「アート・イン・ビレッジで宜蘭をクリエイティビティの街にしたいと考えています。上質な宜蘭の文化の風格を確立し、アートを熟成させ、ライフアートのクラスターを形作っていくのです」文化局副局長・宋隆全がいう。

ファーストイベントに続き、毎週宜蘭のどこかでアート・イン・ビレッジが開催される。蘇澳の南方澳にある三剛鉄工廠は1962年に設立され、南方澳に現存する最古参の漁船修理工場である。2代目の廖大慶と廖大瑋の兄弟は鉄工場を保存して文物館にし、漁網を染めた古法による染色や、漁網の編み方で作るエコバッグの作り方を教える。また、廖大慶が特許申請した大地に字を書く自来水毛筆も製作する。

十数年来地域の文化史を記録してきた廖大慶は、コンパクトさが魅力のアート・イン・ビレッジが、いつも住民の生活のクリエイティビティを刺激しているという。

この三年、アート・イン・ビレッジのキュレーターは、観客を動員し、経費やリソースを集める能力を身につけてきた。アートを見せる場は多くの村に行き渡り、キュレーター間もサポートしあう。「小さな政府・大きな民間。これが私たちの目標です」チーフ・キュレーターの林秋芳はいう。

音楽と田園のシンフォニー

宜蘭に移り住んで十数年になる環境プランナーの呉亭樺は、海外から環境マネジメントに携わる人々を招請し、サバイバル術やインディアンの生活体験を語り合う。南澳にある好糧食堂は、菜園の多様な生態観察に人々を招待し、その日採れた旬の野菜を調理して、原住民歌手の澄んだ歌声に聞き入りながら、新鮮な野菜を味わう。員山郷頭分村では歌仔戯の天王・葉青が招かれ、故郷で人々と対談した。冬山郷の友善生活小舗はおばあちゃんの粿(団子)教室を開く。礁渓郷番割田の「游さんのアートスポット」では大地で皆と歌い踊り、干し大根も作る。二結社区では蝶の遊歩道を探索し、春のミニトリップにでかける。

「地元で活躍するキュレーターは、たくさんのタンポポのように、アイディアとクリエイティビティを村中に羽ばたかせているのです」と宜蘭県長の林聡賢が喩えて言う。

林秋芳は更に、国のトップ・アーティストが宜蘭の山水や田園を舞台に演奏する水田コンサート、村のアマチュア監督を育成し、心に響く地方の物語を発掘するドキュメンタリー計画など、どれもアート・イン・ビレッジの一部だという。音楽で宜蘭の自然をプロモートし、村に多様なアートを届け、同時に地域の人材と自信を育てていく。

クリエイティビティの養成所

大型アートスペースが続々オープンし、きらめく星々のように宜蘭を南北に貫いている。

北端の頭城では、国際的な建築賞を数多く受賞した蘭陽博物館が文化部に芸術品として認定されている。中間に位置する宜蘭美術館は、台湾銀行宜蘭支店を前身とする歴史的建造物である。近くの幾米(ジミー)広場と、作家・黄春明が経営する百果樹赤レンガの家では、作家・文学との出会いが宜蘭旧市街の生活空間を活性化する。

更に南へ行くと、建築家・黄声遠の設計になる羅東文化工場があり、金馬賞国際映画祭の会場にもなった。敷地面積30ヘクタールを超える中興文化クリエイティブパークは、工業施設の風格をそのままに交通の利便性も加わって、北台湾の大型展覧会に絶好の拠点となっている。

こうしたアートスペースは、ハードウェアのデザインが目を引く観光スポットとしてだけでなく、宜蘭の小型博物館ネットワークのジャンクションでもある。「蘭陽博物館の準備過程は県内多数の民間小型博物館や観光工場の成立を促進し、一大博物館ネットワークができ、宜蘭がクリエイティブ文化を推進する土台となりました。このような文化ガバナンスの経験は、台湾唯一でしょう」と林聡賢・県長は話す。

同様に、昨年オープンした宜蘭美術館は、県が土地と土地を交換し、台湾銀行の歴史的建造物を改修して完成した。金銭を保管する銀行が、いまや芸術品を保管する美術館に生まれ変わった。

北のバイオと南のクリエイティブ

文化立県は宜蘭県独自のトレードマークである。年間700万人を迎える観光は宜蘭の基幹産業である。しかし観光のほかに、林聡賢・県長は無公害産業を更に二つ展開したいと考え「北はバイオメディカル、南は文化クリエイティブ産業」という発展方針を打ち出した。

長年にわたり二百近い地域が地域振興に取り組み、人材と創造力を蓄積してきた。そこで宜蘭県は県議会を説得して遊休状態の「中興紙廠」を買い上げ、中興文化クリエイティブパークにした。この2年、五月天(メイデイ)のコンサート、台湾デザイン・エキスポの開催を試み、たくさんの人を呼び込み好評を博した。特にデザイン・エキスポの宜蘭藍染テーマ館は成功した。

宜蘭は布の染料輸出で台湾一であった。蘭陽博物館が藍染の文献資料を発見すると、文化局は藍染を宜蘭の文化クリエイティブ産業に組み込み、ワークショップで染色の名手を育てている。

創意の集結は、宜蘭県史館の郷土史調査からも生まれた。宜蘭椅子デザインコンペには内外のデザイナーによる宜蘭の要素への研鑽が集結した。「宜蘭フェスティバル・オブ・ランド」作品募集イベントは若い世代に創意を競うステージを生み出した。これから十年、二十年、宜蘭の活発なクリエイティビティが、中興文化クリエイティブパークをベースに積み重ねられ、文化の宜蘭を次のステージに進めていくだろう。

帰郷生活

雪山トンネルの開通で蘭陽平原に観光客が押し寄せ、経済の衝撃をももたらした。宋隆全は、宜蘭県文化の「発展」のこれからは、宜蘭文化市民の意識確立に立ち戻り、スローライフという宜蘭の生活文化を再構築し『ローカルこそグローバル』という自信を示すことだという。

近年、無公害産業と実験的教育の推進で、宜蘭へUターンやIターンする若者が増えた。宜蘭という土地への思いから、有機農業と消費に取り組み、理念を持った独立系書店を経営し、理想の手作り工房を開き、アート・イン・ビレッジに参画し、海洋文化体験を提供したりする。教育、文化、生態から有機的な好循環を形成している。

出版界の著名人・陳照旗は、ミニトリップと食農文化の出版を長年手がけてきた。三年前、陳照旗は文化事業全体を実家の羅東に移した。

羅東運動公園の広大な木陰の前にあるショップ「回家生活」(帰郷生活)に入ると、1階は文化出版物と環境にやさしい農産品の展示販売、2階はアートに満ちた生活空間になっていて、不定期に地元アーティストの作品を展示する。オープンキッチンでは小規模農家や料理人、読者が向き合って共に考え、創造し、有機食品を味わい、生活の味のする温かい食堂を楽しむ。

陳照旗夫妻は平日は小規模農家を訪ねて「魂ある」食材を探して思想ある料理人に提供し、新メニューを編み出し、一つの食卓で共に食べ、舌で感じる味わいを通じて食農文化を推進する。

「回家生活」はレストランではない。出される料理やデザートには物語がある。三星郷の小規模農家の青ねぎで作った松の実ソースを南方澳の獲れたてカンパチにかける。紫米アイスクリームは穀東倶楽部の頼青松の有機紫米を使っている。

「産地から食卓までの交流の場でありたいと願っています。大地にやさしい帰郷耕作者が理解される機会を作りたいのです」と陳照旗はいう。

員山郷深溝村にたたずむ「小間書菜」の前身は精米所である。主人は米を作り、古本と自然にやさしい野菜とを交換する。宜蘭進士路の古い集落の半月池に面する松園小屋は、農産物の物々交換の場として、環境をテーマとした講座をいつも開催している。宜蘭旧市街の中心地、碧霞宮の路地にある「Stay旅人書店」は、本とデザインを提供する独立系書店である。

「やさしい環境が宜蘭の昔ながらのスローライフ文化と結びついて、徐々に形が見えてきました」二人の娘の教育のために宜蘭に帰り、宜蘭文化の記録にも携わる写真家の楊文卿がいう。

毎年春夏の緑の博覧会や童玩節は、一見カーニバルのようだが、宜蘭県にとっては宜蘭風土博物の総集成に当たり、宜蘭地域振興の組織力の実践と検証である。星のようにきらめくアートスペースは、文化クリエイティブの育成基地である。有機農業からスローライフまで、やさしく美しい生活を築き、宜蘭の人々の帰郷を促す。「幸福の宜蘭、創意の街角」が文化宜蘭の過去であり、現在、未来なのである。

A Village Aesthetic —Culture and Creativity in Yilan

Tsai Wen-ting /photos courtesy of Jimmy Lin /tr. by Scott Williams

Like bright stars sparkling in the Milky Way, unique cultural spaces range across the length and breadth of Yi­lan County. Venues such as the Lan­yang Museum, the Yi­lan Museum of Art, Jimmy Square, Luo­dong Cultural Working House, and ­Chung ­Hsing Cultural and Creative Park are sprinkled in a glittering line across Yi­lan, exhibiting art and drawing together creative and cultural talent. 

Like dandelion seeds dancing on the breeze, the Lan­yang Museum’s Four Seasons Music Festival, the Yi­lan Paddy Field Concerts, and the Cultural Affairs Bureau’s Art in Village program, now in its third year, are spreading art to rural communities, cultivating countless local curators, and creating a highly cultured atmosphere.

 


The Yi­lan County Cultural Affairs Bureau’s 2016 Art in Village program got underway in April. This year’s theme was “Interpreting Historic Buildings,” and its first event was “Spring Encounter Old Rice Mill,” held at Grandpa’s Old Mill.

Built in Zhuang­wei Township in 1946, Grandpa’s Old Mill still uses milling equipment that dates back to the period of Japanese rule. Xu Chao­kui, the mill’s 88-year-old owner, and his son Xu Wen­zhong, grow organic rice and manufacture gen­mai­cha—a Japanese-style tea that combines green tea and brown rice—and instant rice noodles. They also mill rice for a number of other growers. For this year’s Art in Village event, they are exhibiting paintings of life in Zhuang­wei by Chen ­Shuzi, a local amateur artist, in the grain drying yard outside the mill building.

By the end of September 2016, some 30 local curators will have put on 40 exhibitions at 22 historic buildings, libraries and traditional courtyard homes around the county.

Drifting dandelion seeds

The Yi­lan County Cultural Affairs Bureau subsidizes the Art in Village events, encouraging local artists to exhibit and giving rise to “micro-salons” in interesting local spaces. Susan Lin, the former head of the bureau, who currently serves as the curator of the Art in Village program as a whole, explains, “Salons have a relaxed and cozy atmosphere in which friends share with one another.”

“Art in Village aims to make Yi­lan into a creative and cultural county, to build an outstanding cultural style that cultivates the arts and gives rise to living arts communities,” says Song Long-quan, deputy director of the Cultural Affairs Bureau.

There have been weekly activities throughout Yi­lan since this year’s Art in Village program got underway. One of the events was held in the Sun Gan Factory Museum in Su’ao’s Nan­fang’ao neighborhood. Built in 1962, the factory is the oldest fishing-boat repair shop remaining in Nan­fang’ao. Its second-generation owners, brothers Liao Da­qing and Liao Da­wei, converted the workshop into a museum to preserve it. There they teach people to dye cloth the way that fishermen used to dye their nets, to use net-making techniques to weave environmentally friendly bags, and to craft the large, self-inking calligraphy brushes designed and patented by Liao Da­qing for writing on the ground.

A symphony of music and field

Among the many other events, Wu Ting-hua, an ­environmental planner who moved to Yi­lan more than a decade ago, invited environmentalists from overseas to chat about outdoor survival skills and Native American lives. The Good Eats Cafe in Nan’ao encouraged the public to check out the diverse ecosystem in its garden and enjoy meals prepared from fresh-picked produce while listening to performances by Aboriginal singers. Tou­fen Village in Yuan­shan invited Taiwanese Opera star Yeh ­Ching to give a talk in her hometown. Dong­shan’s Friendly Life Shop asked elderly local women in to teach people how to make gui, a kind of glutinous rice pastry. An art studio called I­You­Ama on Fan’ge­tian Road in ­Jiaoxi encouraged visitors to sing and dance outdoors, and also showed them how to preserve radishes. Visitors to the Er­jie Community were able to explore a butterfly trail in the spring.... 

“These local individuals curating events are like dandelions releasing their brilliant star-like seeds into the air. They are spreading ideas and creativity into every corner of the county,” says Yi­lan County magistrate Lin ­Tsung-hsien.

Susan Lin explains that inviting Taiwan’s top musicians to play in the rice paddies, using Yi­lan’s landscape as a stage, and putting local amateur directors to work unearthing and documenting moving local stories “are all aspects of Art in Village. On the one hand, the concerts promote Yi­lan’s lovely landscapes. On the other, they provide rural communities with the opportunity to enjoy a different kind of art, all while cultivating local talent and self-confidence.”

An incubator

The large cultural spaces opening up in Yi­lan form a glittering north‡south axis through the county.

There’s the Lan­yang Museum at Tou­cheng in the north. The winner of numerous international architectural awards, the museum has been designated a work of art by the Ministry of Culture. Then there’s the Yi­lan Museum of Art, housed in what used to be the Yi­lan City branch of the Bank of Taiwan. The surrounding old downtown neighborhood has also been revitalized by Jimmy Square and by the Red Brick House (author ­Huang Chun-ming’s storytelling venue), which offers visitors the opportunity to interact with writers and culture in a different way.

Continuing southward, there’s the Luo­dong Cultural Working House. Designed by architect ­Huang Sheng­-yuan, it hosted the Golden Horse Film Awards ceremony in 2012. There’s also the ­Chung ­Hsing Cultural and Creative Park, which occupies more than 30 hectares of land and retains its industrial look. With its size and easy accessibility, the park has become one of Taiwan’s premier large-scale exhibition spaces.

In addition to having unique and eye-catching designs that make them prime tourist destinations, these cultural venues have also been crucial to Yi­lan’s development of a network of small-scale museums.

“The preparations to build the Lan­yang Museum encouraged the establishment of numerous small private museums and tourism-oriented factories in the county. These have since grown into a museum network and become the basis for Yi­lan’s development of the creative and cultural industries. Our experience with cultural management is exceptional for Taiwan,” says Magistrate Lin.

Similarly, the county government used a land swap to build the Yi­lan Museum of Art, which opened last year. By establishing the museum, the county preserved the branch office of the Bank of Taiwan, converting a historic building that had been a repository for wealth into a repository of artistic treasures.

North and south

Using culture to support economic development has long been an Yi­lan trademark. As a case in point, tourism is the county’s leading industry, bringing in some 7 million visitors per annum. But Lin believes that Yi­lan can do more. He is hoping to develop other non-smokestack industries in the county, specifically the biomedical sector in northern Yi­lan, and the creative and cultural sector in the south. 

Nearly 200 Yi­lan communities have participated in long-term community empowerment projects over the last several years, developing their creativity and a wealth of talented individuals in the process. Seeking to put this new resource to use, the county government persuaded the county council to purchase an idle ­Chung ­Hsing paper mill and convert it into the ­Chung ­Hsing Cultural and Creative Park. The park has attracted large crowds and positive reactions over the last two years, with events that have included the Taiwan Design Expo and a concert by the band Mayday.

This gathering of creativity has included the Institute of Yi­lan County History’s long-term survey of local history; competitions such as the Yi­lan Chair Design Competition that invite international designers to incorporate Yi­lan-related elements into their work; and the Yi­lan Festival of Land, Arts and Creativity’s establishment of a platform to foster the development of young people’s creativity and competitiveness.

Coming back home

The opening of the Xue­shan Tunnel has brought large numbers of tourists to the Lan­yang Plain. Song Long-quan of the Cultural Affairs Bureau thinks that the county’s future cultural development should focus on “returning to Yi­lan’s cultural roots, reestablishing Yi­lan’s slower pace of life, and giving Yi­lan the confidence to internationalize by localizing.”

In recent years, the development of non-smokestack industries and the deployment of experimental education have attracted numerous “immigrants” to the county and encouraged many young locals to return. A strong sense of identification with the land has encouraged many people to grow and sell organic produce, to open independent bookshops or handicrafts studios, to get involved with the planning of Art in Village events, or to offer activities that introduce visitors to fishing-village life. The interaction between the county’s educational system, its culture, and its ecosystems has given rise to an organic, virtuous cycle.

Renowned publisher Winston Chen is a case in point. Chen, who has devoted his later years to publishing works on short journeys and food-and-farming culture, moved his entire publishing operation back to his hometown of Luo­dong three years ago.

The Come Home Studio, which stands next to the green expanse of the Luo­dong Sports Park, is another example. Its first floor sells cultural publications and environmentally friendly agricultural produce, while its second has been converted into a lovely, vibrant restaurant space that occasionally exhibits the work of local artists. Here, small farmers, chefs, and readers meet face to face in an open kitchen to whip up and sample new recipes made from organic ingredients.

Small Location Book Cuisine is yet another example. Owned by a rice grower, the former rice mill tucked away in Shen­gou Village, Yuan­shan Township, provides patrons with a place where they can either buy environmentally friendly vegetables outright, or exchange second-hand books for them. And then there’s the Song Garden House, an old warehouse on Yi­lan City’s Jin­shi Road that provides a venue for produce trading and occasional lectures on environmental topics. Stay Traveler Bookstore on Bi­xia Street in Yi­lan’s old downtown, on the other hand, is an independent shop that retails books and designer items, and also provides patrons with a space in which to exchange thoughts.

These cultural spaces sparkle like stars while simultaneously providing an earthly foundation for creative and cultural incubation. Yilan’s embrace of attitudes and practices ranging from “downshifting” to organic agriculture is helping create a better, friendlier way of life and encouraging natives to move back. “Happy Yilan, Creative Countryside” is more than a slogan; it’s the county’s past, present and future.