彩繪創意 如精靈綺麗魔幻

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2016 / 12月

文‧劉嫈楓 圖‧邱馨怡 翻譯‧Jonathan Barnard


春夏秋冬,立春、驚蟄、霜降、冬至……,二十四個節氣伴隨著大地共生共息。七年級的插畫家邱馨怡以豐富的創意,賦予全新的詮釋。

在她筆下,二十四節氣全化作一個個猶如從精靈世界脫逃而出的魔幻角色。「清明狐」、「處暑刺蝟」、「大暑蛇」……,來自傳統節氣的魔幻想像,就此展開。

 


 

人在美國,剛剛從馬里蘭藝術學院畢業的新銳插畫家邱馨怡,3年前為了申請學校而創作的「二十四節氣」插圖系列,拜臉書的傳播效果之賜,又重新在網路上引起熱烈討論。

「太美了!好像精靈世界!」是許多人見到邱馨怡的創作後發出最直接而真實的讚嘆。

 

穀雨鹿、大寒鷹,二十四節氣新詮釋

結合狐狸、大象、白兔、山羊……等動物對應二十四節氣的創作,邱馨怡細膩、魔幻的畫風裡,每一幀都有她安排的巧思在裡面。

猶如從精靈世界跑出來的鹿,是邱馨怡在二十四節氣插畫系列,為春天最後一個節氣「穀雨」所搭配的動物要角。

原本黃褐色的鹿,被她換上了淡粉色,鹿角則有盎然的牡丹花形。綺麗、魔幻風格的設計,來自邱馨怡偶然看見的一則穀雨傳說。傳說中,曾有一名叫「穀雨」的年輕人,極諳水性,在大水來臨時拯救了一朵牡丹花,而後牡丹化仙前來報恩,與他相戀。有天為救「牡丹」,「穀雨」身亡,每當此時,便會天降大雨,牡丹盛開。傳說故事中的牡丹,因而成了邱馨怡創作穀雨鹿的靈感。

有了傳說的浪漫色彩,邱馨怡也不忘為「穀雨鹿」添上了4月穀雨用來去溼、解熱的節令食材生薑,點綴其間。

標誌即將進入秋天,氣候由熱轉涼的「立秋」節氣,在邱馨怡筆下化為一隻松鼠。

捨棄《72物候》對立秋的描述,邱馨怡以秋天常見松果發想,選擇與松果高度連結的松鼠作為立秋主角,同時添入秋季物產龍眼於插畫裡頭。龍眼半透明的果肉、果實內的黑籽、龍眼殼的褐色,構成了視覺的主基調。一隻充滿秋天氛圍的「立秋松鼠」因而誕生。

比起「立秋鼠」充滿秋天將臨的蕭瑟,邱馨怡則為燠熱的「夏至」,賦予生意盎然的紅、黃、綠,而夏日唧唧作響的夏蟬成了邱馨怡構想「夏至」的當然主角。

蟬與西瓜,兩樣充滿夏日意象成了邱馨怡構思夏至插圖的重要元素。邱馨怡也將《72物候》中對夏至描述中提及的「鹿角」加入設計。於是,代表夏至的「夏蟬」不但有了西瓜的墨綠,透明的蟬翼上頭的紋路仔細一看,正是《72物候》描述中「夏至之日鹿角解」的「鹿角」。

既象徵冬天結束,也意味一年終了的「大寒」,邱馨怡同樣自《72物候》的解說「大寒之日雞始乳,又五日征鳥厲疾,又五日水澤腹堅」獲得靈感,創作出「大寒鷹」。

「大寒鷹」以飛揚的翱翔之姿出現在二十四節氣的插畫系列。考慮到冬天的凜寒,邱馨怡挑選鷹隼為大寒的代表動物,顏色選用深藍紫色系,並在羽翼的細節表現出結凍感,以符合物候描述中提及的水澤腹堅;看似飄逸形體,仔細一看,邱馨怡還加入了冬天盛產的食材蘿蔔,以蘿蔔葉點綴在鷹隼尾稍。

小寒鴿至最後的大寒鷹,二十四個節氣、二十四種動物,邱馨怡以未受過專業科班的訓練,畫出創作生涯的第一個系列作。

 

「我就是要畫畫!」

融合東方色彩與魔幻綺麗風格二十四節氣系列,為邱馨怡開啟了走入插畫大門。她以此系列創作,申請上美國馬里蘭藝術學院和其它三所學校,成為一名全職的藝術學生。而在此之前,全心投入創作在她眼中一度曾是幸運之人才能擁有的生活。

1988年出生,邱馨怡國中時開始創作,受到主流日韓畫風的繪畫興趣影響,在進入大學後暫時放下。一度被遺忘的繪畫熱情,直到大學最後一個學期,一門「創意與創業」的課程才被喚醒。來自各科各系的同學在計畫中各自被交付工作,經濟系的邱馨怡則接下報告的美術設計,而後被同組學弟程安德發現天分。畢業後邱馨怡應邀加入由他所策劃的「Project 10」影片拍攝計畫,扛起美術工作。

再度回歸創作,曾是半途逃兵的邱馨怡感到的滿是壓力。「比起其他人在各自領域的表現,自己負責的美術技巧並不純熟。」儘管高標準要求自己的邱馨怡,對這次作品不滿意,但結束後,一度忘卻創作樂趣的她,「心裡更確定走上畫畫這條路了」。

一同合作的程安德,是敦促她重返創作的貴人。見到邱馨怡鬆懈,他總要她別懶惰、要認真。學弟不時的提醒,悄悄改變了她的想法。「以往,花了太多時間畫畫,好像代表自己花了太少時間讀書,不認真。然而此刻,畫得太少了,反而才是不認真了。」

然而,走至這步前,邱馨怡不是沒有疑惑。金融業、外商企業的儲備幹部,許多經濟系畢業生從事的工作,邱馨怡全都嘗試過。儘管知道商管類的工作並非所愛,邱馨怡卻從未特別排斥,或許是心中認為,工作不過是為了謀生,世上能從中挖掘興趣和熱情的人始終是少數。

經濟理性VS.藝術家的感性

邱馨怡台大經濟系畢業後,人生大轉彎走上了創作路,不過身上的行事作風仍處處留著經濟系學生有的理性思維。

邱馨怡找上的第一份和畫畫相關的遊戲動畫工作,就是她理性計算下的抉擇。「用經濟系的話來說,就是『風險趨避』,要盡可能的避免損失。」儘管心裡早有出國攻讀藝術的念頭,邱馨儀深知自己的技巧並不夠,在外留學更要有萬全的準備。

儘管上回影像合作計畫,讓邱馨怡挽回不少信心,但距離上次全心投入繪畫已是三、四年前,不僅技巧不夠、創作手感也不復以往。

她選擇了遊戲公司工作為起點。必須為遊戲繪製主角的工作,給了她大量練習繪圖的機會。同事們一面繪圖、一面開著電腦點閱網路、瀏覽影片是辦公室內最熟悉的場景。換到邱馨怡桌上的兩台螢幕,一台亮著工作畫面,另一部螢幕顯示的卻總是她開著YouTube視頻找尋3D、動畫繪圖的教學影片。

經過遊戲公司的3年歷練,邱馨怡在2014年順利申請上美國馬里蘭藝術學院,準備展開生涯中第一次的專業訓練。

啟程前夕,邱馨怡感到的不是緊張,而是滿懷興奮。入學後的第一個學期,邱馨怡隨即得到老師的肯定。

在此之前,周遭對邱馨怡畫作的肯定從未間斷,在遊戲工作的階段,老闆對她「又快又好」的表現也總是讚譽有加,不過她從未放在心上。

進入馬里蘭藝術學院的第一個學期,規定學生必須在一個月內繳交作品。別的同學按部就班的依序繳出草稿、初樣,學校老師看著邱馨怡落後許多,時常乾著急地在旁催促著她。花了大半時間撞牆、構思靈感的邱馨怡卻在最後一個禮拜,一氣呵成地完成作品,並得到老師的讚賞。頭一遭得到專業肯定,她才稍稍有了篤定。

不同於台灣的生活,白天在課堂全心學習,下了課,邱馨怡也時常作畫直到夜半。沒日沒夜的全心投入創作,她一點都不覺辛苦,反而十分過癮。

赴美的第一年,邱馨怡的電繪作品風格趨於穩定,她卻在此時大膽捨棄既有的畫風,從一支筆、一張紙的原點重新開始。電繪領域裡,色彩、線條、渲染效果全是由電腦計算出來,而手繪的世界全然不是如此。「就像不會畫畫的人,拿起畫筆般的困難。」邱馨怡說。儘管如此,手繪所擁有的溫潤質感,卻令她深深著迷。

儘管手繪創作的路線還在摸索中,二年多的赴美經驗,邱馨怡已「近距離地看到插畫世界的各種可能。」在台灣,插畫總是被視為玩票性質,或難以賴以維生,而美國插畫市場的高度成熟,不僅反映在插畫家的收入,應用領域也十分廣泛,商品包裝設計的商業案、出版繪本都是插畫家可以發揮的領域。而邱馨怡選擇挑戰性最高的刊物插畫。「最難的是要以一張圖,涵蓋千言萬語」。而此前,邱馨儀已得到第一個合作案,為美國當地雜誌繪製刊物插畫。

事業正在起步,3年前為了申請學校而創作的二十四節氣系列最近卻在台灣網路圈重新引起討論。事情雖然來得突然,邱馨怡卻不太訝異。原來早前透過Behance圖像網站,邱馨怡的作品在大陸社群網站微博掀起了一陣熱潮,吸引喜愛二十四節氣作品大陸網友循線找上門。

這回二十四節氣在台灣網路圈掀起熱潮,邱馨怡看得平淡,但也趁此重新整理作品,在網站一一解說二十四幀節氣插畫的構思理念,而3年前還是靜態插圖的「立春魚」、「寒露鴨」……,全成了活靈活現的動畫圖檔。

完成最後一個「大寒鷹」後,邱馨怡的二十四節氣創作系列暫告一段落。「不要擔心,我很快會開始畫別的!」她在自己的臉書粉絲團開心的向大眾宣告。而以二十四節氣起始的創作生涯,也猶如大地春夏秋冬的四季更迭,展開新一輪的繪畫之旅。

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繊細でファンタジックな世界—— 二十四節気から始まったイラストレーターへの道

文・劉嫈楓 写真・邱馨怡 翻訳・久保 恵子

春夏秋冬、立春、啓蟄、霜降、冬至と大地の営みに伴って進む二十四節気に、1988年生れの気鋭のイラストレーター邱馨怡は、豊かな創作の絵筆で新しい生命を吹き込んだ。

その筆の下で、二十四節気は清明の狐、処暑の針鼠、大暑の蛇と、妖精の世界から抜け出したようなキャラクターに変身し、伝統的な節気がファンタジーに展開される。


アメリカ在住で、メリーランド芸術大学(MICA)を卒業したばかりの新進気鋭のイラストレーター邱馨怡だが、以前に芸術大学の入学申請のために制作した二十四節気シリーズが、フェイスブックのおかげでネットで評判となった。

美しすぎて、妖精の世界のようだと、彼女のイラストを見た多くの人が称賛の声を上げた。

穀雨の鹿、大寒の鷹

二十四節気に狐、象、白兎、山羊などの動物を当てた作品は、細密でファンタジックな画風に細やかなテクニックが生かされている。

妖精の世界から抜け出たような鹿は、この二十四節気シリーズで春の最後の節気、穀雨に当てられた鹿である。

本物の鹿は黄褐色なのだが、彼女の鹿は柔らかいピンク、角は牡丹の花という美しく幻想的なデザインで、穀雨の言伝えから来たものである。言伝えでは、穀雨は泳ぎの得意な若者の名で、ある大水の時に一輪の牡丹を救い、恩返しのため牡丹は仙女に姿を変えて、若者と出会い恋に落ちたという。ところが、その牡丹を救うために穀雨が命を落とすと、澎湃と雨が降り出し、牡丹は満開となった。この物語に触発されて、穀雨の鹿が生まれたのである。

美しい言伝えのロマンスに加えて、穀雨の鹿には、4月の穀雨の時期に解熱と去湿作用のある生姜を散りばめた。

季節は移り、涼しい秋風が立つ立秋の候を、邱馨怡は栗鼠に描いた。

古代中国では一年を二十四節気、七十二候(一節気を初候、次候、末候の三候に分ける)に分け、それぞれに動植物を当てる「七十二物候」が古くから行われていて、紀元前2世紀の『逸周書』にすでに記載がある。これによると、立秋を代表する動物は寒蝉であるが、邱馨怡は寒蝉に代えて松ぼっくりを連想させる栗鼠を立秋に選び、さらに秋が旬のリュウガンで画面を構成した。半透明の果肉に黒い種が透け、褐色の硬い皮を持つリュウガンである。秋の雰囲気を濃厚に伝える立秋の栗鼠がこうして生まれた。

立秋の栗鼠が秋の物寂しさを感じさせるのに対して、灼熱の夏至には赤、黄、緑を生き生きと配し、にぎやかな声を思わせる夏蝉を主役とした。

蝉と西瓜は夏のイメージを象徴する重要な構成要素で、これに七十二物候で夏至を代表する鹿角をデザインに加えた。夏至のイラストは夏蝉に西瓜の緑と黒が加わり、透明な蝉の羽の紋様は、よく見ると「夏至の日、鹿角解く(落ちる)」と言われた鹿角である。

冬の最後を飾り、一年の終りを意味する大寒は、七十二物候に「大寒の日、鶏始乳(鶏が卵を産む)、又五日征鳥<F疾(猛禽が速く飛ぶこと)、末候水沢腹堅(氷が水の中まで張る)」とある中から、大寒の鷹を生み出した。

大寒の鷹は天翔る姿で、二十四節気シリーズに登場する。寒さ厳しい冬を鷹で表現し、寒色系の濃い藍紫の色使いで、羽のディテールに凍った冷たさを感じさせ、七十二物候に「水沢腹堅」と書かれた凍結を思わせる。鷹の軽やかな飛翔の姿ながら、よく見ると、冬に旬となる食材の大根の葉が尾羽になっている。

小寒の鳩から始まる創作は、大寒の鷹を最後に、二十四節気が二十四の動物で完結する。美術学科での専門的訓練を受けていなかった邱馨怡は、そのイラストレーターとして初めてのシリーズ作品を完成させたのである。

「それでも描きたい」

東洋的色彩にファンタジックな美しさを混ぜた二十四節気シリーズで、邱馨怡はイラストの世界に入っていった。このシリーズを手にメリーランド芸術大学などに入学を認められ、美術科の学生となった。しかし、それまでは創作にすべてを投入するのは、極めて恵まれた人だけのものと考えていた。

1988年生れの邱馨怡は、日本や韓国の画風に影響を受けて、中学の時から絵を描き始めたが、大学に進学してからは絵をあきらめていた。それが大学最終学期の「クリエィティブと起業」のゼミで、芸術への情熱を呼び覚まされた。各学科から出席していた学生がグループとなり作業を分担したのだが、経済学科の邱馨怡はグラフィック・デザインを担当し、同じグループの程安徳がその才能に気づいたという。卒業後は程安徳に誘われ、その企画するProject10のビデオ制作に関わることになった。

一度は諦めた芸術創作に戻ると、ほかの人が自分のジャンルで成果をあげているのに、自分の担当したデザインは技術的に成熟していないと、邱馨怡は大きなプレッシャーを感じた。作品には満足できなかったが、創作の楽しみから、絵を描きたいと考え始めたのである。

共にビデオ制作に携わった程安徳は、彼女が創作に戻ることを勧めてくれた恩人である。邱馨怡が手を抜きかけると、怠けるな、真面目にやれと叱咤した。その恩人の言葉で、邱馨怡の考えは少しずつ変わっていった。「それまでは、絵を描く時間が多すぎると、勉強時間が削られてしまうと考えていましたが、その時になって、本気ならもっと絵に時間をかけるべきだと思うようになりました」と言う。

しかし、この道に進むのに迷わなかったわけではない。経済学科卒業の学生は金融や外資系企業に職を得ていて、彼女も一度は就職した。ビジネスの世界は好きな分野ではないが、仕事は生活のため、仕事に興味や情熱を抱けるのは少数の人と割り切っていた。

経済学科の理性と芸術家の感性

台湾大学経済学科を卒業した邱馨怡の人生は、芸術創作へと大きく方向転換したが、経済学科の学生らしい理性的な思考は色濃く残っていた。

邱馨怡が選んだ最初の仕事は、理性的な計算から絵画と関係するゲームのアニメーターだった。これは経済学でいうリスクヘッジだと話す彼女は、芸術関係で留学したいと思っても、技術的に未熟なことをよく知っていて、留学前に万全の準備を整えたかったのである。

映像プロジェクトに参加し、自信を取り戻したものの、それでも絵筆を捨ててから数年が経っていて、技術的に未熟でタッチも戻っていなかった。

ゲーム会社でキャラクターを描くことで、練習の機会を得ることができた。同僚はアニメを描きながら、ネットサーフィンするのが一般的だったが、邱馨怡のデスクの二台のモニターは一台が作画用、もう一台はYouTube3Dやアニメの描き方講座であった。

ゲーム会社で3年の経験を積み、2014年にメリーランド芸術大学に入学を認められ、生まれて初めて美術の専門訓練を受ける準備が整った。

出発前夜、邱馨怡は不安や緊張よりもむしろ期待に興奮していた。そして入学後の最初の学期に、すでに先生に高い評価を受けることができた。

それまでも、邱馨怡の才能は高く評価されていた。ゲーム会社の経営者は速くて正確な彼女の仕事を称賛してくれたのだが、彼女はそれを深く気に留めていなかった。

メリーランド芸術大学での最初の学期に、学生は1カ月以内に作品を提出しなければならなかった。ほかの学生はドラフト、プロトタイプと順番に提出していたが、彼女の進度は著しく遅れ、先生からしばしば催促されていた。ほとんどの時間を構想に費やして迷っていた彼女は、最後の一週間で一気呵成に作品を完成させたのだが、その作品は高く評価された。初めて専門家から評価されたことで、彼女はようやく自信を持つことができたのである。

台湾での生活とは異なり、昼間は授業に専念し、授業が終わると夜中まで創作に没頭した。日夜分かたず創作に没頭しても苦にならず、むしろ楽しかった。

アメリカでの最初の年に、邱馨怡のCGイラストは作風が安定してきたが、この時になって自身の画風を大胆に一変させ、絵筆と紙の原点に戻ることを決意した。CGでは、色彩も線や滲みの効果もコンピュータが計算するが、手描きの世界は全く異なる。「絵を描いたことがない人が最初に筆を執るくらいに難しいのです」と語るが、それでも手描きの持つ温もりと質感に彼女は魅せられた。

手描き路線はなお模索中だが、二年余りのアメリカでの経験で、彼女はイラストの世界の様々な可能性を間近に目にした。台湾ではイラストは片手間仕事で、生計を立てるのは難しいが、アメリカではマーケットが成熟している。イラストレーターの収入は言うまでもなく、商品パッケージのデザインから絵本まで活躍できるジャンルは幅広い。邱馨怡は中でも難易度の高い雑誌など出版物のイラストに挑んだ。「難しいのは、一枚の絵に深い意味を語らせることです」と言うが、彼女が最近依頼を受けたのは、アメリカの雑誌の挿絵だった。

3年前に芸術大学の入学申請のために描いた二十四節気シリーズが、最近になって台湾のネットで大きな評判を呼んでいる。意外な反響の大きさだが、邱馨怡はそれも不思議ではないと思う。と言うのも、クリエイター向けの画像投稿サイトBehanceを通して、邱馨怡の作品は中国のSNS微博で評判になり、二十四節気の作品を愛する中国のネットユーザーからの書き込みが相次いでいたからだ。

二十四節気が台湾のSNSでも話題となり、邱馨怡は落ち着いた様子で、改めてこの作品を整理する機会と捉えた。ネットで二十四節気の構想を解説し、3年前には動きのないイラストだった立春魚と寒露鴨を、生き生きした動きのある絵に差し替えた。

最後の大寒鷹を完成させ、邱馨怡の二十四節気シリーズは一区切りとなった。そして「新しい作品に挑戦する」とフェイスブックで発表した。二十四節気で始まった創作生活は、大地が春夏秋冬の四季を繰り返すように、新しい旅を続けていくのである。 

Like From the Wizarding World —A Colorful New Take on the 24 Solar Terms

Liu Yingfeng /photos courtesy of Cinyee Chiu /tr. by Jonathan Barnard

Winter, spring, summer, fall, “Start of Spring,” “Awakening of Insects,” “Frost’s Descent,” “Winter Solstice”… the four seasons and the 24 solar terms of the Chinese calendar accompany the land through its cycles. The illustrator Cin­yee Chiu, who is still in her 20s, has employed rich creativity and skillful technique to put an entirely new spin on these seasonal periods.

Under her brush, the 24 solar terms appear as magical creatures that have escaped from a spirit world. Behold the Clear and Bright Fox, the Limit of Heat Hedgehog, the Major Heat Snake….

 


 

Now living in the United States and a recent graduate of the Maryland Institute College of Art (MICA), Cin­yee Chiu created her 24 Solar Terms Project for her portfolio when applying to art schools in 2014. Thanks to Facebook, the illustrations have since garnered a lot of attention online.

“They’re so beautiful! Like from the wizarding world!” Many have expressed sincere and unabashed praise upon seeing Chiu’s creations.

New takes on old seasons

Drawing on animals such as foxes, elephants, rabbits and goats, Chiu’s carefully rendered magical images corresponding to the 24 solar terms are deftly rendered and ingeniously arranged.

For instance, a deer that seems to have run out from the wizarding world represents the last solar term of spring: “Grain Rain.”

Tawny in real life, here the deer is light pink, with antlers shaped like peonies. The beautiful, magical style of design was inspired by a story describing the legend of “Grain Rain” that Chiu just happened to read. In the legend, there was a young person known as Grain Rain, who was a very good swimmer. When the floods came, he saved a peony. Later, the peony turned into a fairy who expressed her gratitude, and he fell in love with her. One day, Grain Rain died attempting to save his true love. So now, every year at that time, rains fall from heaven, and peonies bloom. The peony fairy of the story became the inspiration for Chiu’s Grain Rain Deer.

Chiu embellishes the painting with images of turmeric, which is harvested during Grain Rain and is used in Chinese medicine as an antipyretic and a diuretic.

Chiu has captured “Start of Autumn,” when the heat of summer abates, with an image of a squirrel.

She ignored the description of “Start of Autumn” that is found in “Shixun Jie,” a chapter of the Yi Zhou Shu (“Lost Book of Zhou”). Instead, she picked a squirrel to play the leading role for fall. Squirrels are suggestive of pine cones in Chinese since they are literally known as “pine rodents.” She has added an image of the Asian fruit longan, whose translucent flesh, black pit and brown peel set the painting’s visual tone. Start of Autumn Squirrel was thus born. 

In contrast to the bleakness of fall’s arrival depicted in Start of Autumn Squirrel, Chiu depicts the heat of “Summer Solstice” with reds, yellows and greens. Cicadas, whose songs fill summer days, are an obvious choice to take the leading role in depicting that solar term.

Cicadas and watermelons, two things associated with summer, are the principal elements of her composition on the “Summer Solstice” solar term. But because there is also a mention of deer antlers in the Yi Zhou Shu’s description of that period, Chiu’s illustration Summer Cicada, in addition to featuring the deep greens of watermelons, also has an image of deer antlers that can be found within the delicate patterns of the cicada’s wings.

For “Major Cold,” which conveys a sense of the year coming to an end, Chiu created the illustration Major Cold Eagle, which draws inspiration from a passage in Yi Zhou Shu: “At Major Cold, waterfowl start laying eggs. Later, falcons hunt prey and rivers freeze over.”

A soaring eagle is the image that Chiu chose to use for the solar term “Major Cold.” The deep blue and purple coloration and the images of frozen rivers found in its plumage convey a sense of winter’s bitter cold. The work has a striking elegance, and close inspection reveals that Chiu adopted dai­kon radish leaves for the eagle’s tail, since the radishes are harvested during the winter.

Coming after Minor Cold Pigeon, Major Cold Eagle is the last of the 24 solar terms and the final one to receive its own animal representation. Without having previously ­received professional training, Chiu thus created her career’s first series of illustrations.

“I just want to paint!”

Full of color and beautiful magical style, the series kicked off Chiu’s career as an illustrator. Using it as her portfolio, she applied to the Maryland Institute College of Art and three other art schools in the United States with the intention of becoming a professional artist. She had previously believed that only very fortunate people would be able to devote their lives to artistic creation.

Born in 1988, Chiu began to create art in junior high school. Mainstream Japanese and Korean anime was a major influence. She temporarily set aside her passion when she enrolled in college. It wasn’t until her last semester that her passion was reawakened during an “Innovation and Entrepreneurship” class. Students from a variety of majors formed groups and divided up work for their project. Though an economics student, Chiu got the task of handling the art design for a report. As a consequence, ­Cheng Ande, a fellow team member who was her junior, discovered her talent. After graduating she joined his “Project 10,” a 4D projection mapping project, handling art work.

Returning to creative work after having set it aside several years before, Chiu felt under a lot of pressure. She had forgotten the joy she took from artistic creation, but upon finishing the project, she says, “I became convinced that I wanted to pursue art as a career.”

Cheng, who had worked side by side with her on the project, pushed her. When he saw Chiu goofing off, he would urge her to regain her focus on the art. The reminders highlighted an irony: “Previously, when I spent too much time on my art, it meant that I was neglecting my studies. Yet now, when I wasn’t spending enough time illustrating, I was goofing off!”

Yet it wasn’t as if Chiu never harbored any doubts about pursuing art as a career before she decided to attend art school. She had tried the kind of jobs that economics graduates typically get: executive-track jobs in finance firms or at foreign companies. Even if she knew that business management work wasn’t something that she loved, Chiu wasn’t rejecting those jobs out of hand. Perhaps in her mind she was regarding that sort of work as simply a way to make ends meet, knowing full well that few people in the world are so lucky as to be able to make a career from their passion and joy.

Economic sense vs. artistic sensibility

After Chiu graduated from National Taiwan University with a degree in economics, her life took a big turn toward artistic creation, but her personal style and modus operandi still bore much of the rationalism of an economics student.

Her first job doing artwork for a video game company was a result of that rationalism: “To use the economics term, it was an example of ‘risk aversion.’ I wanted to avoid exposing myself to potential loss.” Even if she had earlier contemplated the idea of going abroad to attend an art school, Chiu deeply understood that her technical mastery was insufficient, so that she need to prepare better before leaving for foreign study. 

She selected a gaming company to start her career. Her work was to illustrate the leading character in a game, and it gave her lots of opportunities to practice. After three years at the company, Chiu applied to MICA in 2013, preparing to study art formally for the first time.

As opposed to how she had lived in Taiwan, at MICA Chiu began to spend her days fully devoted to creating art. After her classes let out, she would often draw and paint late into the night. But she didn’t regard that devotion of her time as exhausting. To the contrary, producing art had become quite addictive.

During her first year in the United States, Chiu attained a stable, recognizable style for her computer-created works. But she boldly discarded it, and began instead creating new works on paper. With computer illustrations, color, line and rendering effects can all be calculated exactly, but that’s not the case at all for works created by hand. “It’s like you’re starting all over again and are a total novice who doesn’t know how to draw,” Chiu says. Nevertheless, she found herself captivated by the warmth of handmade illustrations. 

Even if she is still groping her way toward a better command of this new genre, Chiu, who has been in America for more than two years, is “looking closely at various career options as an illustrator.” In Taiwan, illustrating is typically regarded as a fun leisure pursuit that doesn’t provide a reliable means for making a living. But in the United States, the market for illustrations is quite mature—a fact that is reflected not only in the field’s wages but also in the breadth of employment options. Illustrators there can make a living both in packaging design and in the publishing industry. Chiu has chosen to work in the highly competitive field of illustrating for periodicals. “Creating illustrations for text is particularly challenging,” she says, having already accepted her first commission for a local American publication.

As she takes the first steps in her career, the illustrations of the 24 solar terms that she created to apply to art school three years ago are garnering new attention online. Chiu hasn’t let herself get too excited about the renewed interest, but she has taken advantage of the opportunity to reorganize the works and put a statement online about the artistic conceptions behind them. Furthermore, she has taken the two-dimensional representations found in Start of Spring Fish, Cold Dew Duck and others, and turned them into animations.

After completing the animation of Greater Cold Eagle, the last of the 24 solar terms, Chiu has brought her work on the series to a close. “Don’t worry, I’ll soon start illustrating another of these series!” she has told readers on her Facebook page. To her as an artist, the 24 solar terms resemble a gift from the ever-­revolving cycle of seasons—one that keeps on giving, with ever new creative possibilities.

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